中国で発行された公文書は中国大使館では認証できません

中国の官公署が発行した公文書は、日本にある中国大使館(領事館)で行なわれている領事認証の対象にはなりません。駐日中国大使館(領事館)の認証は、あくまで日本国内で発行された公文書に対して行なわれるためです。

日本の官公署は、外国の公文書の受け取りに際し、認証が付されていることを要求していません。よって、中国で発行された公文書は、そのまま日本の官公署で受理されるのが普通であり、大使館(領事館)認証は必要ないと言えます。

しかし、中国で発行された文書に対して認証(外国公文書が真正なものであることの公的な証明)を求められることがないわけではありません。例えば、日本の大学や専門学校などに、中国の高校の卒業証明書を提出する場合などがあります。

このような場合、2012年頃までは中国大使館(領事館)において、中国国内で発行された卒業証明書や成績証明書(および、それらの日本語訳)の認証が行なわれていましたが、現在では行なわれていません。

現在、中国の学校を卒業したことの証明は、卒業証明書とあわせて(または、卒業証明書に代えて)、学歴認証報告書に日本語訳を添付して提出するのが一般的なようです。

中国で発行された卒業証明書の認証

日本の大学や専門学校等へ入学・留学する際、中国の高校や大学の卒業証明書の提出を求められることがあります。この場合、中国で発行された卒業証書や卒業証明書をそのまま提出しても受理されないことがあります。

日本国内の学校等に、中国で発行された卒業証書や卒業証明書を提出する場合、一般的には「学歴認証報告書」も加えた上で、両者の日本語訳を添付し、公的機関(在中国日本公館や日本の公証役場など)の認証を付けたものを提出することが多いようです。ただし、日本全国的に統一された取り決めはなく、提出先の学校にまちまちであるのが現状です。

そこで、中国で発行された卒業証書や卒業証明書を提出する場合、あらかじめ、①学歴認証報告書の添付は必要か、②日本語訳の添付は必要か、③認証が必要か、④どの機関の認証が必要か(認証が必要な場合)、などを提出先に問い合わせておくとよいでしょう。

中国で発行された卒業証明書を日本の学校に提出する方法について、実際に見られる例として、卒業証明書および学歴認証報告書ならびにそれらの日本語訳に認証を与えたものを提出する場合や、英語で発行された学歴認証報告書のみを提出する場合などがあります。

詳しくは、中国の卒業証明書の認証と学歴認証報告書もご覧下さい。

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