専任技術者になれる卒業学科

建設などに関係する学科を卒業している場合

　１．下表の指定学科を卒業すると、専任技術者に必要な実務経験が３～５年に短縮されます。
　２．何年に短縮されるかは「必要な実務経験年数」をご覧ください。
　３．ここでいう「実務経験」とは、建設工事を指揮・監督した経験や、施工に携わった経験、
　　　また、注文者として設計した経験や現場監督した経験をいいます。
　　　単に雑務や事務的な仕事は実務経験には含まれません。

必要な実務経験年数

指定学科で卒業した学校	専任技術者になるのに必要な実務経験年数
大学	３年
高等専門学校・旧専門学校	５年
高校・旧実業学校	５年
（指定学科を卒業していない場合）	１０年

建設などに関係する学科を卒業していない場合

　１．許可を受けようとする業種に関する資格があれば、
　　　一部の例外を除き、実務経験の有無を問わず専任技術者になれます。
　２．許可を受けようとする業種に関する資格がなく、指定学科を卒業していなくても、
　　　１０年の実務経験があれば専任技術者になれます。
　３．ここでいう「実務経験」とは、建設工事を指揮・監督した経験や、施工に携わった経験、
　　　また、注文者として設計した経験や現場監督した経験をいいます。
　　　単に雑務や事務的な仕事は実務経験には含まれません。

指定学科と、その学科で許可を受けられる業種

許可を受けようとする業種	その業種の許可を受けられる卒業学科
土木工事業舗装工事業	土木工学（農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地又は造園に関する学科を含む。以下すべて同じ）、都市工学、衛生工学、交通工学に関する学科
建築工事業大工工事業ガラス工事業内装仕上工事業	建築学、都市工学に関する学科
左官工事業とび・土木工事業石工事業屋根工事業タイル・れんが・ブロック工事業塗装工事業	土木工学、建築学に関する学科
電気工事業電気通信工事業	電気工学、電気通信工学に関する学科
管工事業水道施設工事業清掃施設工事業	土木工学、建築学、機械工学、都市工学、衛生工学に関する学科
鋼構造物工事業鉄筋工事業	土木工学、建築学または機械工学に関する学科
しゅんせつ工事業	土木工学、機械工学に関する学科
板金工事業	建築学科、機械工学に関する学科
防水工事業	土木工学、建築学に関する学科
機械器具設置工事業消防設備工事業	建築学、機械工学、電気工学に関する学科
熱絶縁工事業	土木工学、建築学、機械工学に関する学科
造園工事業	土木工学、建築学、都市工学、林学に関する学科
さく井工事業	土木工学、鉱山学、機械工学、衛生工学に関する学科
建具工事業	建築学、機械工学に関する学科

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